2014/04/21

918紛争地ウクライナの国連機関で活動する杢尾雪絵さんの現地報告をきいた

ウクライナ問題が毎日のマスメディアの話題です。
先日(2014年4月17日)、その紛争の国から一時帰国したユニセフ・ウクライナ代表の杢尾雪絵さんによる現地報告会を聴きにいきました。
そのNHKニュース番組がでていますので、ご覧ください。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140418/k10013837051000.html

ウクライナの内政問題が東西対立時代を彷彿させる国際問題となり、それが子ども世代や少数民族に直接的な被害をもたらすことになり、ユニセフの活動が大きな役割をもっているのだそうです。
ロシアに占領されたクリミアからの多数の避難民の問題は、福島原発核毒に占領された地からの避難民の問題に重なって聞こえました。

わたしは国際問題にはあまり関心がないのですが、こんどのウクライナ問題には、知人がウクライナに住んでいて、この騒乱に関わらざるを得ない立場にいることから、毎日のメディア報道に目が行きます。
そのウクライナの知人が、この報告者の杢尾さんなのです。

かつて杢尾雪絵さんは、わたしと一緒に都市計画の仕事をしていましたが、23年前にアメリカのコーネル大学院に留学後、国連機関のユニセフに入りました。
今はウクライナユニセフの代表者として、現下の困難な状況下での少年、少女、子どもを守る活動をなさっています。

モンゴル、コソボ、モンテネグロ、タジキスタンそしてウクライナと、彼女の行く先々が紛争地であり、国連の立場で政府と交渉しつつ、子ども支援に活躍しているそうです。
留学直前には、緒方貞子さんの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の国連ボランティア(UNV)としてトルコに行き、イラクからきたクルド難民救援をしたのでした。紛争地で弱者を支援する筋金入りの国際人です。
次は中央アジアのキルギスに転属とのことです。

日本を出てから23年、人なつっこい容貌もほんわかとした話しぶりも変わらないけど、国際人としての堂々たるその態度と言説に、すっかり感服しました。
私自身はなにもできなないのですが、一緒に仕事していた人がこのような国際人として活躍していることを誇りに思い、ちょっと自慢げに紹介します。

伊達関連ページ
タジキスタンでアフガン難民救援をしている友人(伊達美徳)
https://sites.google.com/site/matimorig2x/mokuoyukie-tajik

外部関連ページ
◆いつも心に青空を ユニセフ タジキスタン代表・杢尾雪絵(NHKオンライン)
http://www.nhk.or.jp/professional/2006/1130/

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