調べものでうちにない資料を見に図書館に行くと、ついついどうでもよい本を借りてきてしまうので、未読本が減らない。
昨日は雪が消えたし、正月に転んでやった捻挫もほぼ治ったし、久しぶりに歩こうとて、その借りなくてもよかった返却期限オーバー本2冊を返しに図書館にいった。
そして、ついついまた借りてしまった。Gunter GrassとStephen Kingという妙なとりああわせで2冊、これでまた当分未読本は減らないなあ。
帰りに伊勢佐木町の有隣堂を冷かしていて、うっかり新本を買ってしまった。
Ken Folletの三部作の第2巻の新刊『Winter of the world』である。第1巻を一昨年に読んで、なんとなく待っていたのだ。本を減らす方針はどうしたっ、、。
文庫本棚を冷やかしていたら、これの翻訳が4冊になってでていた。合計3500円くらいだから、ペーパバック1300円と比べて、これはだいぶ儲かった、と思って慰める。
これじゃあいつまでたっても未読本制覇は終わらないなあ、死ぬまでに投資の元を取るんだというセコイ行動は、果たして実るか。
参照:「715うちの本棚にある未読数とわたしの余命数とが釣り合ってきたようだ」
http://datey.blogspot.jp/2013/02/715.html
有隣堂の書棚で気になったのは、お隣の国々に対する悪口雑言を書いてある本や、戦争した日本は悪くなかったてな風なことを書いた本とか、なんだかそちら右っぽい傾向の本が、たくさん目につくことだ。
売れるから目につくように本屋も置いているのだろうが、都知事選でタモチャンが60万票もとったことを考え合わせると、なんだか気味が悪い世の中である。
伊勢佐木モールをぶらぶらといく。おや、あの2階にあった正統派古本屋が閉じてしまってる。う~む、隣に3年前にできた品のない古本屋BOOK OFFに負けたのかよ。
ということは、3年前にわたしがもう本を買わないと決めてから、一度も行かなかったからか。
すまんすまん。以前はちょくちょくよって、たまには掘り出し本を買っていたものだ。未読本制覇で 今読んでいる「ナチス狂気の内幕」って、ヒトラーお抱え建築家シュペーアの自伝はここで買った。
それにしてもBOOKOFFって、もうちょっと品良くならないのかい。
建物の色とかごちゃごちゃ看板とか、屑ものみたいな売り方とか、「いらっしゃいませ、こんにちわ」って、しょっちゅううるさいとか、。
まあ、昔風に古本屋って思うからいけないであって、新型リサイクル屋、つまり屑屋お払いって思えばいいのだろう。
そういえば、このあたりにあれこれとリサイクルショップが増えてきた。
伊勢佐木モールとその近くには古本屋は結構あるのだが、古本屋も時代や場所の波に乗るのだなあと思うのは、上に述べたBOO KOFF進出と正統派の閉店、エロ本エロDVDの進出である。
関内駅に近いほど正統派であったのが、BOOK OFFが駅に一番近いところにでてきてこの傾向は変わった。
でも駅から遠い曙町ピンク街になると、漫画本化とエロ物化が進む傾向にある。よくわからないがエロ物も2種類あるらしい。
いま、らしいって書いたのは、わたしは一瞥観察だけで実証実験を伴っていないからだ。表の本棚に飾ってありながら、店の奥に未成年入室禁止カーテンの先にもあるらしいから、そちらはどんなスゴイものだろうか。
いや、気になるなら入ればいいでしょって、そのとおりであるが、。
でもなあ、いまどきインタネット(淫種戸)には、ものすごいエロ物サイトがある(らしい)ので、堂々ともう少年でも簡単にアクセスできる(らしい)のに、それでもエロ本、エロ動画を金出して買う奴がいるのかなあ。
あ、お得意さんは、インタネットできない爺さんかもなあ。
でも、このような古本屋も、正統派古本も置いていて、時に掘り出し物に出会うから、ちょくちょくよって、ちょろちょろ観察するのだ。
伊勢佐木モールは、だんだんと品が落ちてくる。派手派出な格好の安物売りチェーン店ばかりが増えてくる。ここは老舗だぞって横浜一番の歴的な繁華街を威張る店は、いつのまにか消えいく。
昔のことは知らないが、いまではパチンコ屋やゲームセンターが増えるし、場外馬券売り場ができるし、雰囲気が場末的になっていく。
むしろ最近は吉田町の方が面白い感じになってきた。
シャッターが下りて貸店舗という貼り紙も多くなっているが、そのいっぽうで開店する業態でなんとなく目につくのは、モミモミ業である。
なにかよく分らないが、2階から上の窓一面がべたっと大きな看板におなっていて、リラクゼーションとかマッサージとか整体とかって字と、女の人が寝ころんだ患者(というのだろうか)をモミモミしているらしい大きな写真がある。
アヤシイ、これって、なにするところろうか、いや、エロジジイの考えすぎか。
お暇ならこちらもどうぞ→「横浜B級観光ガイドブック」
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