2012/04/15

606おバカネットSNS=Silly Network System

英文のメールが来た。その差出人の名が、どうもうろ覚えながら、大学山岳部の先輩であるようなのである。肩書きがUCLAのprofessorとある。
 自慢じゃないが、わたしに英語でメールをくれる人はいない。いや、なくもないが、たとえば「Penis Enlargement Pills - $59.95 」とか「Discount 70% OFF, overthrow apples」とか「Viagra」とか、何のことかトンと分らない。
 こういうやつは、そのまま屑メール篭に入るようになっているが、それをすり抜けてきたのが、「Invitation to connect on LinkedIn」とあって、なにやらクリックせよとURLが書いてある。

 ご存知のごとく、運動部の先輩後輩関係は厳しいノダ。ハテ、どうしようかと悩み考えた。
 思いついて、まずはカリフォルニア在住の山岳部同期生にメールを出して、こんなの来たけどどうするのかと聞いてみた。NASAでロケットを飛ばしていた電気屋だから分るだろう。
 そいつにもそのメールは来ていて、さっそく先輩ご当人に問い合わせてくれて分った。
 なんでもそれは科学技術者の間でのSNSであって、そのシステムが先輩のストックしているメールアドレスを勝手に引き出して、当人が知らぬ間に入会お誘いメールを世界中に発信したのだそうだ。
結論は「ホットケ」ということになった。お騒がせメールであった。
 
SNSといえば、face baka(bookともいう)である。わたしもこの1年くらい、毎日のように覗き込んで、ときには茶々をいれ、ブログ「伊達の眼鏡」に記事を書き込むごとにここにシェア(こんな言葉を覚えさせられたぞ)して見せている。
 それにしても、スマートフォン(スマホたあなんだよ)の普及で、どいつもこいつも歩きながら書き込んでいるらしく、いま頭が痒いとか、屁がでた、滑った転んだ、エエカゲンにせえ!
 こちとら自慢じゃないが、スマフォなんてもなあ持ってねえんだ、PCでシコシコ書いてんだぞ。いや、べつにうらやましがってんじゃないよ、どうぞ歩きつつでも寝床の中でも便所の中でもおカキください。
 あまりしょうもないことばかり書くヤツのは、「○○さんのフィード購読をやめる」の操作で、いっさい読まないようにしているのだ。ハハ、ざまあミロ。

 で、その「フィード購読」が気に入らない。
 フィードたあ何のことだよ、辞書を引いても分らない。状況判断して、それらしょうもない書き込み(あ、しょうもあるもののほうが多いデス)のことらしい。だったら「書き込み」って翻訳したらどうだ。
 購読たあ、なんだよ。購読ってのは金だして買って読むってことだぜ、このフィードってくだらない書き込みを読んだら金をとるのかい、えかげんにせえッ。
 どこからいくらの請求書がいつ来るのか、ビクビクしている毎日である。

 ほかにもそういうのがいっぱいある。「いいね!」も珍妙であるが、これをあげつらうと日が暮れそう(夜が明けそう)だから、ここではやめる。
 元は英語なんだろうが、訳語が分らないと安易にカタカナのままだし、分ったふりして翻訳すれば間違い言葉にするから、ますます分らなくなるSNS:Silly Network Systemである。
 だったら、ヤメリャイイジャン、、う~ん。

0 件のコメント: