2011/06/03

428年替わり首相手続き開始

 菅さんが民主党の両院議員総会で演説、
「震災復興に一定の目途がついたら、若い世代に責任を任せたい」

 これが新聞記事やTV放送になると、
「首相が辞任を表明」
 ジャーナリズムは、政治家の演説ってのは、こう読むものかい?

 普通の政治素人の一庶民のわたしが読むと、
「一定の目途がつくまで責任をまっとうして務めます。その後は、鳩山とか小澤とか仙石とかじゃない若い世代が政治を担ってほしい」
 こうしか読めません。まあ、常識的な話でしょう。

 それが、「今月中に辞める」と言った、となるのは何故なの?
 そんなにすぐ「一定の目途が立つ」ような小さな災害じゃないでしょうに。
 そんなことができるなら天災ですよ、じゃなくて天才ですね、そんな人がこの世にいるとは思えない。

 なんだか釈然としないでいたら、やはり同じことを思ったお方がいらっしゃいます。
http://miyatak.iza.ne.jp/blog/entry/2307940/

 なんでこんなときに、こんなどたばたやるのだと考えていて、アッと気がついた。
 昨日の内閣不信任案否決事件のドサクサは、日本国会恒例の「年替わり首相」の手続きなんですね。
 そうだ、そうに違いない、でなきゃ理解できない。もっとも、「年替わり首相」ってのも理解できないけどね。
  地震があろうが津波が来ようが放射線が降ろうが2万人も死のうが、歌舞伎狂言「年中行事首相交替劇」(としごとにかわるひのもとのおやだま)の上演を自粛してはいけません、律儀なる日本人!

 どうでもよいことだけど、仲良しの鳩山・小澤お二人をを合体させると鳩山一郎、アレ、なんだか聞いたことがあるなあ。
 鳩山さんて、グランパコンプレックスかも。

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