2011/05/26

424自然環境に還る人文空間

(最近、グーグルのブログがよく故障する。しばらくログインができなくなっていたので、新規記事掲載不可能だった。今朝はようやく直したらしい)
 むかし災害とは「地震雷火事泥棒」(泥棒をオヤジとするのは俗語)といったものだが、今では地震津波火事原発の順序でやって来たのが東日本大震災であった。
 地震、雷、津波それらに伴う倒壊や火災は自然災害となるのだろう。
 考えてみると、災害とは、地震、雷、津波が起きたときに、その影響範囲になんららかの人間の営為があった時に起きることである。
 誰も住んでないし農林漁業もやっていない山中とか海中とかで大地震が起きても津波が起きても雷が落ちて火事になっても、それを災害とは言わない。
   ◆
 自然のほうは人間がいようといまいと関係なく、ゆれたり崩れたりするだけである。
 だが人間たちは、津波が起きたら被災するだろうと分っている地域で営為を行なうし、地震が来たら崩れるだろうと分っている崖地や埋立地にも住む。
 大揺れしたら壊れそうなビルでも住んだり仕事をしていたりするし、もしも津波で壊れたら放射線が発生すると分っていても原発を作る。
 さて、どこまで自然災害で、どこから人文災害なのだろうか。この境目はあるのだろうか。
●全文は→自然環境に還る人文空間
http://sites.google.com/site/dandysworldg/nature-culture

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