2008/07/08

015【怪しいハイテク】便器のなかにボチャンと落して臨終まぎわから生き還ったカメラ

 4日に便器におとして、一時は水死したと思ったデジタルカメラは、5日にはやっと目を開けたが撮影不可の重症、そして6日朝には一部にボケはあるが撮影できるように軽症になってきた。
 貧者の百科事典であるWEBで調べると、水に落としたカメラはオンには絶対にしないで電池をすぐはずして、とにかく乾かすしかないらしいとわかった。

 電池をはずすのはうっかり手遅れだが、なおなお乾かせば全快するかもしれぬと期待して、昨日は電池入れやUSB接続など蓋のあるところは全部あけたまま冷房した部屋に放置しておいた。
 さて本日は溺死状態から5日目、恐る恐る電池を入れてスイッチオンにしてみれば、液晶画面はくっきり、おお、治ったか。
 でも、隅から隅までよく見ると、右上の端っこにまだなにか水のようなものがある。それでも注意しないわからないくらいになっている。
 あと一息で全快するだろう。とにかく良かった。

 WEBをあちこち見ていたら、このようなカメラを安く買う人がいて、それを分解して乾かし掃除して修理するのだそうだ。電子機器となったカメラは治らないものとも思い込んでいたが、そうでもないらしい。
 ただし、カメラ製造業者もそれをやられては困るからか、いろいろな螺子類を使っていて、分解には結構面倒なことを要求しているようである。もっと簡単にできるようにしてはどうか。
 PCも昔はマニアでないと中味に取り付くのが不可能だったが、今は素人でもなにがしかできるようになっているのだから、カメラだってできそうなものだ。

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