2014/10/29

1019久しぶり訪問の愛宕山から虎の門ヒルズあたりの森には蛭と虎が跋扈していた


 地下鉄日比谷線の神谷町駅を降りて、裏道に入る。この道はちょっと昔、日本都市計画家協会に通った道であるから、懐かしい。
本日の徘徊マップ
  裏道に出て虎ノ門方向を見ると、なんだかうっとおしいのは、行く手の空にドデンと幅広く高く突っ立つビル、あ、そうか、ここからあの虎ノ門蛭巣がこう見えるのか。
 なんだか、あたりがスカスカの感じなのは、だんだんと地上げされてるかららしい。モリ蛭かモリ虎による都市開発が進行しているらしい。
行く手にドデンと虎ノ門蛭巣
そうなると、今日のわたしが期待する、この道の先の右にあった木造2階建ての、いかにも下町風借家風の4軒の建物は、今もあるかなあ。
 かつて通りすがりにいつも眺めては、その古色蒼然たる健在ぶりを鑑賞していたものだった。特にその後ろに建つモリ蛭モリ虎ビルとの対比が面白い。
 お、あったぞ、いや、1軒しかない。3軒は壊されて空き地駐車場になっている。ふーむ、虎ノ門蛭ズのお膝元になって、いよいよ消え去る時が来たか。

今回の徘徊では1軒だけ健在

2010年の徘徊のときは裏にあるのも入れて4軒あり、後ろに共同住宅ビルが建った

2003年の徘徊時は4軒とも健在であった、後ろに森虎と森蛭のビル
  もう少し歩いて、愛宕下のあたりに来ると、ますす虎ノ門蛭巣が迫りくる。おお、通っていた日本都市計画家協会事務局が入っていた愛宕チャンピオンビルは、まだ建っておるな。よしよし、。
 ところが、そのビルはモリ蛭の地上げで、店子の家協会はつい2か月前に神田に引っ越していった。
 このあたりの中小ビル群も、その裏路地にある愛宕下の小住宅群も、もうすぐ壊れて愛宕蛭巣(たぶん)になるのだろう。以前にこう書いているので参照のこと。

虎ノ門蛭巣の下敷きになった元JSURPが入っていたビル

裏路地の木造住宅地も地上げで取り壊し工事がそばに迫っていた
  
 それにしても、近くで虎ノ門蛭ズの工事をしていたことは前から知ってはいたが、できてみるとこんなすぐ隣であったとは、それだけ蛭がド太いのだった。
 ビルの姿に重ねて、あの太さと高さで蛭が立ちあがっている姿を想像すると、いやあ、おぞましい。
 あ、わたしは開発がいけないと言ってるんじゃないですがね、なんともデカすぎるのが、不気味で気持ち悪いだけです。

 さて、この後はやはり話題の虎ノ門蛭巣に入ってみようかと思ったのだが、ヘソが曲がったので横目で通り過ぎて、新虎通りなる環状2号線を通ってみたのであった。
 この道については、作っているときから興味あってウロウロしていたから、なんだよ、この道のつくりかたは、もうちょっと何とかなるだろ、広けりゃいいってもんじゃないよ、とかって、いろいろ言いたいことがあるが、日が暮れたので次の機会にする。
この地下にも重ねて2階建て道路だから、もてあまし気味に広すぎる新虎通り(環状2号線)





0 件のコメント: