2013/08/31

829なんだか不気味な世の中になってきたようだから早くおさらばしたいもんだ

 二つの本が、それを読むことを妨害されることが起きて、世の話題になっているらしい。
 実はどちらも読んだことはないが、読むことを妨害される背後に、何か不気味な気配を感じる。
 

 「はだしのゲン」なる漫画本が、松江市教育長が各学校に指示して、閉架にさせたことが、そのひとつ。
 これは、あれこれあって、元に戻ったらしい。

 何が原因でそうなったかについては、市民のひとりが、気に入らない本なのでそうしろと、議会に請願を出したことが始まりらしい。請願は通らなかったが、請願を出したってことは紹介議員があるということだろう。
 それが教育委員会事務局を刺激して、閉架にさせたってことらしい。なんとなく、政治的な動きを察知して、ごたごた言われるよりも先回りして、臭いものに蓋をした感じがある。

もうひとつは、高校の歴史教科書の採択に、教育委員会が口出しして高校の選択を変えさせたことである。
 その教科書には、国旗と国歌について一部の自治体で公務員への強制の動きがあると、名ざしではないが神奈川県と東京都で起きた事実を書いてあるそうだ。
 で、自分に不都合なことが書いてあると、両教委が校長にその教科書を採択しないようにと指示した。

 どうも、そうなったもとは、ある団体が教育委員会に、この教科書はけしからんと指摘したことから始まったらしい。
 校長が、これを選んだら攻撃されると、ビビッてしまったのだそうだ。どこが攻撃してくるのだろうか。

 二つの事件のもとにあるのは、なにかよくわからないけど、臭いものに蓋して穏便に処理しないと、学校が攻撃を受けるかもしれない、そんな空気があるようだ。
 そして何より怖いのは、なんの攻撃か知らないが、わたしなど想像もつかない何か不気味な動きが、今の世の中にはあるらしいことだ。こわ~い。

 なんだか、化学兵器をつかったか使わないかわからないシリアが、アメリカから攻撃されるって構図の、ミニミニ版が日常世界にもあるらしい。怖~い。
 わたしも当事者になったら、臭いものに蓋してさっさと逃げるけど、そのまえに、もう、こんな不気味なこの世から、早く逃げ出したいもんだ。

2013/08/30

828参議院選挙余聞

 このまえの参議院選挙の比例代表で、ある議員が当選したが、ある市でその議員の票がゼロだった。
 その市に住むその議員の支持者が、選挙管理委員会に「わたしは投票したのにゼロ票とはおかしい、票を調べろ」と抗議しているそうだ。

 これって、なんとなく、おもしろおかしい。
 本当に票の数え間違いだったのだろうか。
 どうして選管発表のすぐ後に抗議しなかったのだろうか。あれからもう9カ月も経っている。

 もしかして、実はその支持者は、その議員に票を入れなくても、ばれることはないだろうって、ほかの人に票を入れたら、なんとまあゼロ票と選管発表で、ばれてしまったので、日頃支持してるって出入りしていたので困ってしまって、しょうがないからとりあえず選管に抗議したって、まさかそんなことないですよね。

 昔、こういう選挙の笑い話があった。
 ある人がなにかの選挙に立後補した。投票に自分で自分の名前を書く卑怯なことはしないと、他人を書いた。開票したら、自分はゼロ票だった。妻も入れなかったとばれて家庭争議に。

2013/08/29

827なんだか突然に秋がやって来たような

 ふらふらとご近所を徘徊していて、奇妙な幟旗にでくわした。
「替玉無料」と書いてある。
 おお、無料で替え玉になってくれるのか、ありがたい。

「あの、替え玉お願いします」
「はい、なんの替え玉でしょうか」
「昨日、銀行で金をかっぱらって、警察に追われています。替え玉で自首してください」
「はいはい、毎度ありがとうございます」

 これが無料なんだからすごいなあ。どうやってそれで稼げるんだろうか?

 暑い暑い日が続いていたのに、突然にバッタと涼しくなった。なんだかおかしいよなあ、最近の季節は。

 秋きぬと
 目にはさやかに見えねども
 風が突然涼しくなったぞ

2013/08/28

826男の日傘が売れているそうで、世の中の話題らしい

 男の日傘が売れているそうである。世の中の話題らしい。
 えっ、今ごろ、どうして?
 わたしなんぞ、ずっと昔から、暑い日照りの時は、雨傘を日傘にして歩いていたぞ。
 男が日傘をさすのがおかしいなんて、ちっとも思っていなかったぞ。
 てことは、わたし以外の男はそう思っていたのかあ、知らなかったなあ。
 でも、それがなにか?

 どうも、これって、傘屋の宣伝にひっかかっているような気がする。
 あれでしょ、透明100円傘ばかり売れるもんだから、干上がった傘屋が、それじゃあ日傘になりませんよ、こっちをお買いなさいって、反撃作戦でしょ。

 そこでまた、年寄りの昔の思い出噺になる。
 わたしが小学生だから大昔のこと、父が出先で急な雨になって借りてきた傘を、おつかいで返しに行かされた。
 それは立派な和傘で、暗緑色に塗ってあり、なにか金線模様もあった記憶がある。
 道々、開いたり閉じたりして遊びながら歩いていて、なにかに当ってバリッと大穴があいた。

 アッ、どうしよう、これ持って引き返すと大目玉だなあ、しょうがない、キレイに折りたたんでお返しすれば、先方はその場で開いて見はしないだろうってことで、こわごわと返してきた。
 その返した先の家は、映画「男はつらいよ」シリーズに出てくる、武家屋敷町の旧家だったような記憶がある。寅さんの妹の夫、つまり義弟の生家という設定である。
 その後、びくびくしていたが、いまだに何もないから、先方が泣き寝入りしたのであろう。ゴメンナサイ。

 いまも蛇の目の和傘ってあるのだろうか、あっても高いだろうなあ。100円じゃないよな。
 あれを男の日傘にすると格好いいよなあ

2013/08/27

825天井知らずの原発事故対策費に東電から金利と配当を得てきた金貸しと株主は責任を取っているのか

 福島の事故原発から出てくる核毒で汚染した水が、どんどんどんどん増え続けて、もうどうにも止まらないらしい。毒水責めである。
 昔から、三尺流れて水清しとか、もうきれいさっぱり水に流すとか言って、水に流すとなんでもキレイになるのが日本の自然であった。
 今やそうはいっていらない。ペットボトルで水を買う有様である。
 水清ければ魚住まずって、キレイなことは人間にとって必ずしもいいことじゃないらしいのが、原発好きのお方たちが結構いることで、いまさらに分ってきたのが、悲しい。


 原発周囲からやってくる地下水がそのまま核毒汚染水となり、タンクを作って貯め続けるしかないなんて、人間が自然から水責めにあっている。
 なんだか童話の中のことみたいだが現実であり、こういうのを無間地獄というのだろうか。
 なんでこんなことになる原発なんてものをつくったのだろうか。分らなかったのだろうか。でもその前から核毒ごみ問題は深刻に伝えられていたから、専門家が知らないことはあるまい。

 もう東電の手には負えないから、国によってその対策をとることにするとか、そんな報道が伝えられている。
 ということは、国ならばなにか東電は知らない地獄から抜け出る方法を知っているのだろうか。そうじゃなさそうだ。
 要するに東電では金の投入に限度があるらしいから、税金でやろうってことだろうが、待てよ、あたしの住んでる日本国には、そんなお金があるんだろうか。

 どうもよくわからないのは、原発事故を起こした東電を支えてきた金貸し業とか株主とかは、どうして責任を取って、今の東電に金を出してやらないのだろうか。
 あんたたち、金利や配当を受け取って儲けたはずでしょ、こうなったら逃げ出すなんて、はずかしいでしょ。卑怯でしょ。

 こんな人間が手におえないものを発明してしまって、オロオロしている有様は、ほんとに見ちゃおれませんな。
 それなのに、まだまだ造るし外国にも輸出もするって日本政府アホノミックスって、わたしにはもう理解できません。
 まあ、わたしはもうすぐあの世に行くか、ボケて分からなくなるから、知ったことではないけどね。
 現今のわたしの最大の心配は、ボケもせず死にもせずに、長生きし続けることだよなあ、う~む、なんとかしないとなあ、、藤圭子も死んだしなあ、、あ、いや、、。

 そうだっ、いいこと思いついたぞ。
 日本で余りに余っている年寄りどもを、核毒汚染地域に住ませるってのはいかが。現代姨捨政策である、いや、福祉政策である。
 核毒のことさえなければ、あのあたりは空気も水もきれいで、魚も獣もいて、山野田畑も豊かで、暮らしやすいところだ。もったいないことである。

 いいよなあ、行きたいなあ、なにか支援策を考えてよ、アホのミックス政策のひとつで。
 住んで、身の回りを除染したけりゃするし、どうでもよければしない、悠々自適の生活である。
 もちろん核毒地域再生のためだから、生活費は東電に負担してもらいましょう。
 どうせ先は長くないのだから、それで命が1年や2年あるいは5年も縮んでも、どうってことはない。そもそも核毒病ってのは、何年か後になって出るらしいから、そのころは寿命が尽きてるよな。

 わたしはそう考えて、10年前に鎌倉の谷戸の中の緑豊かで静かで空気のきれいなところから、横浜都心の核毒なみ?の自動車騒音排ガスに満ちたコンクリートジャングルに便利さだけをもとめて移ってきたのだから、口だけではないのだ。

参照→◆地震津波核毒おろおろ日録

2013/08/25

824どこかネットジャングルの奥にゴミメール墓場があるのだろうか

 世の中、平和であるからだろうか、こんなEメールが次から次へとやってくる。

 平日でも休日でも休むことなくお送りいただく方々は、じつに精勤なものであると、ほとほと感心する。
 せっかく送っていただくのだから、どれかになにか返事をしてあげようかと、思わないでもない。だが、後が怖そうなのでどんどん捨てる。

 世界中のPCから捨てられた迷惑メールゴミは、原子力発電所が生み出す核毒ゴミのごとくに、どこかにどさっとたまっているのだろうか。
 象の墓場みたいに、ネットジャングルのどこか奥深くに、何億何兆ものゴミメール死骸が積み重なって、腐敗臭をまき散らしている風景を想像すると、これは成仏するように供養してあげてはどうかね、。

 わたしのPCのゴミ捨て場に自動的にたまる迷惑メール群を、ヒマなので題名だけでも読んでいると、世相が透けて見えてくる。
 わたしが通常使っているWEBメールは、プロバイダーのサーバーが保存しているので、こちらのPCからは覗き込むだけだから、たまには読んでみる。
 たいていたいしたことは書いてなくて、URLが書いてあってクリックせよというのである。
 もっと魅力的なキャッチコピーを書いてくれないと、クリックする気にはならないよ、がんばりなさい。

 これだけたくさんのものだから、分析してみたい気になる。
 エロ系、裏ビジネス系とかの内容別、中国系、アメリカ系とか国別とかに分類して、経年変化を調べるとか、エロ系でも内容の変化と世相との対応を分析するとか、なにかひねり出せば、修士論文くらいにはなるかもしれない、なんて思う。
 いや、修士論文を貶めているのではないよ、それくらいものすごい数だってこと。

 下半身系が多いのは、受け取るわたしの好みを分析して送ってきているとは思えない(受け取る本人が言うのだから確かだ、もっと調べて送りなさい)。
 下半身系のなかで、エロ系はもちろんだが、バイアグラを買えってのもけっこうくるのは、フン、大きなお世話である。

 英語のゴミが時々あるが、最近は中国語のゴミが流れ着くことも多くなった。
 英語は下半身系が多いようだが、中国語はよくわからないが、なんだか堅そうなビジネス案内らしいものが多いのは、あの国はエロ解放されていないからだろうか。

 夏の暑さが一服した日曜日のどうでもよいヒマダネでした。

2013/08/23

823スコラセミナー「建築家山口文象と逓信建築」に大勢おいでいただき感謝


 昨日、青山のJIA会館にて、スコラセミナー「建築家山口文象と逓信建築」なる、マニアックな話をする機会をいただきました。
 20人もいらしたら大成功だろうと、資料も椅子もお茶もそこまでしか用意してなかったら、40人近くもいらしていただきビックリ、アタフタ、ほんとうにありがとうございます。
 しかも大学院生から諸先輩までの諸兄諸姉と年齢幅も広く、嬉しいことでした。暑い中をおはこびいただき、恐縮しました。ここでお礼を申し上げます。
 それにしても世の中には、物好きというか、暇なというか、わたしを含めてそんな方々がおおぜいいらして、平和でいいなあと思いました。
 音声はありませんが、画像だけでもご覧になるならば、こちらからどうぞ。
http://goo.gl/RTlVX9

2013/08/21

822切符を買って電車に乗る貧乏人を差別するなんて、、

近頃、電車に乗るのに、切符を買う人をどんどん差別して、邪魔しているような気がする。切符じゃなくてプリペイドカードを買わせる作戦が進んでいる。

 第1に、切符売り場の位置を、改札口から遠いところに配置するようになってきた。
 第2に、改札機械の切符用がどんどん減って、カード用ばかり増えてきている。
 第3に、実は気が付いたのが今日なのだが(だからこれを書いているのだ)、改札機械に「きっぷ投入口」と書いてあるのだ。

 あんな紙切れをあんな狭いところに投げて入れるなんて、そんな難しいことは年寄りにはできっこない。
 挿入ならできるんだけどなあ、投入せよなんて、切符買うあたしへのイヤガラセに違いない。
 これからは駅員に見えないように不正挿入するしかないなあ。

 わたしは乗り物プリペイドカードを絶対に買わないのだ。。鉄道屋は先払いさせた金の運用でウハウハにちがいない。乗車賃をど~んと先払いさせておいて、利息をぜんぜんつけないなんて、貧乏人を馬鹿にしている。貧乏人はそのド~ンとした一時先払い金を払えないのである。

2013/08/16

821【東京熱中徘徊】靖国神社は日の丸小僧・軍隊コスプレおやじ・歴史教科書おばさんなど右傾き風景

 いわゆる記念日にはほぼ無関心だが、毎年、8月15日だけは特別な気になり、ここにもなにかを書く。核毒が降る一昨年はこんなことを書いた。http://datey.blogspot.jp/2011/08/474.html

 今年はあまりに暑い日々で出歩く気もしないのだが、それでは身体老化が進むと、熱風の中を東京徘徊に出かけた。われながら物好きである。
  それというのも、今朝起きてヒョイと気が付いたら8月15日なのである。そうかあの日か、じゃあ、靖国神社に行ってみよう、用はないけど健康のためと、好奇心の故である。

 地下鉄九段下駅から地上に出ると陽は中天にあり、熱気にまといつかれる。九段坂の木陰を選びながら登れば、おお、おなじみ右翼街宣車の騒々しい絶叫である。
  鳥居をくぐる。ものすごい人でだろうと予想していたが、それほどでもない。実は8月15日に来るのは初めてではない。2005年にも来ている
 

  では本日の靖国神社のガイドツアーを始めましょう。
 軍服コスプレおじさん、日の丸若者、歴史教科書おばさん、いかついセキュリティポリスなどにいろどられながら、戦争を知らない若い世代がまるで初詣ならぬ夏詣でのごとくに、長い行列を作って手を合わせる夏の日のどこか不思議な風景を、とくとご覧ください。
 
関連:2010年の8月17日にはこんなことを書いていた

 

2013/08/14

820【怪しいハイテク】今や世界企業のグーグルがこういう言葉をつかって恥ずかしくないのか

 このブログの駄文を見てくださる人は、特定のファンのようなお方だけらしい。日々のカウンターに表示されるわずかな数字が、それを示している。
 であればこそ、いつもご覧いただく方々には、衷心より感謝を申し上げます。
ところが最近とつぜん、毎日のカウンターがそれまでの2~3倍くらいに増えた。
 え、どうして?、喜んでアクセス分析のページを開けてみると、そんな昔の記事を今ごろなんで読むんだよ、と思うようなアクセスが増えていることもあって、なんだか変なのである。
 コメントに広告スパムが入ってくることも多くなった。カウンタはスパムがきても記事閲覧と勘定するのだろう。

 分析ページにトラフィックなる欄があり、どのURLからアクセスしてきたか、多い順にわかる。そのトップにvampirestat.comとでている。
 数日前までは、わたしの「まちもり通信」サイトからのアクセスが一番だったのに、なんだよ、これは。
 そのvampireをクリックして見たら、なんだかわけのわからないページが出てきて、こりゃ危なそうだと、すぐに引き返した。引き返してももう手遅れかもしれない。

 そこで貧者の百科事典検索したら、分った。こいつは、そうやってクリックさせて、危ないなにかをこちらに送り込み、フィッシングなどやったり、スパムをいっぱい送り込むらしい。そういう奴がネットのなかにいっぱい巣食っているそうだ。

 で、これが危ない奴かどうか診断するサイトがグーグルにあって、さっそく診断した。
 その診断結果の主文がこれである。
「このサイトで過去 90 日間に Google がテストした 7 ページのうち 0 ページで、ユーザーの同意なしに不正なソフトウェアがダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。」
 ざっと読んだはじめは、こりゃタイヘンとおもったが、読み直してホッとした。

 まったくもう、機械につくらせる悪文の見本である。0ページの時は、見つからなかったという別の文章にする簡単な技術さえもグーグルにはないらしい。
 今や世界企業のグーグルが、こういう言葉を使って、恥ずかしくないのか。せめて「ダイジョブ、わるいことみつからなかったあるよ」とかいったらどうだ。


2013/08/13

819【横浜ご近所探検】横浜・吉田町で炎天下の道路ビアホールってやっぱり暑くて退散

 今年の夏は特に暑いのだろうか。まあ、暑くない夏が来るようでは地球がおかしいか、暑くてよいのだ。
 街の中は熱を蓄積して発散する塊ばかりだから、天からも地からもビルからも熱戦が突き刺さる。
 そんな炎天下のアスファルトの道の上で、露天ビヤホールをやっているのが、横浜・吉田町である。
 防火建築帯の街がどう生き返っているかと、野次馬で見に行ってみたが、やっぱりこんな暑いところで飲むのはごめんである。早々に逃げ出した。

 ふらふらと日ノ出町に来れば、日ノ出町の駅前再開発が、ついに着工。吉田町とおなじの防火建築帯などの中層低層建物群は撤去されて、再開発ビルの工事中である。
 まだ地上に姿を現さないが、いずれこの交差点の正面に、超高層共同住宅ビルが姿を現せば、この街の雰囲気も変わるだろうか。
  
 日ノ出町交差点のそばでは、ストリップ劇場「浜劇」は今日も興行中である。
 見れば、その隣に大きな建設工事中、劇場増築か、、、なになに、おお、マンション、いや、マンションてのは大邸宅のことだから、これは単なる共同住宅ビルである。
    野毛山公園のすぐ下だし、交通は便利なのに、どうも街のイメージがちょっと低くて、開発の動きが少なかった日ノ出町界隈だが、駅前再開発によるポテンシャルが顕在化して、この共同住宅ビルを誘発したか。
 まあ、場所を案内するときに、ストリップ劇場の隣です、と言えば、分りやすいよなあ。
 

2013/08/10

818東京青山のJIA建築家会館で8月22日(木)午後3時から建築家山口文象について講演します

この8月22日(木)午後3時から東京青山のJIA建築家会館で、
建築家・山口文象のことを逓信建築に絡めて話する機会をいただきました。
スコラセミナー主宰の郵政建築出身の建築家・野崎英彦様からのお誘いです。
超高層下駄ばき姿となった東京中央郵便局KITTEのデザインも話題にします。

この猛暑の中の夏休み中にもかかわらず、
お出かけいただき話を聞いてくださいというのも、
まことに申し訳けなくて気がとがめますが、
ご都合つくならばおいでくだるとありがたく存じます。

――――――――案内状――――――――

「第16回スコラセミナー」を下記のごとく開催致します。

どなたでも、ご参加くださいませ。
事前申し込みの必要はありませんので、会場に直接おいでください。

■日時:2013年8月22日(木)15:00~18:00(講演、意見交換、懇親会)

■場所:日本建築家協会 JIA会館 1階建築家倶楽部会議室(案内図を参照)
  (社)日本建築家協会・関東甲信越支部
   〒150-0001 渋谷区神宮前2-3-18  
   TEL: 03-3408-8291  FAX: 03-3408-8294

■講演(15:00~16:30) テーマ「建築家 山口文象 人と作品」
・山口文象とはなにものか
・山口文象が語った逓信建築における山田守と岩本録
・東京中央郵便局をめぐる山口文象の言説及び近代建築保存の諸問題

■講師:伊達美徳(山口文象ストーカー、アーバンプランナー)
「建築家山口文象・人と作品サイト」http://homepage2.nifty.com/datey/bunzo/
「まちもり通信」http://homepage2.nifty.com/datey/
「伊達の眼鏡」http://datey.blogspot.com/

■質疑応答、意見交換、懇親会(16:30~18:00)
  講演会場にて、暑気払いの飲み物をいただきながら、気軽にやりましょう。

■参加費:1500円
  当日会場でいただきます。資料代、お茶代、懇親会飲み物代等ですが、懇親会参加・不参加とも同額です。

 
■お問合せ先 
  野崎英彦(事務局代表)mobil:080-5380-3800 
       Email:nova_einozaki@mac.com

●もっと詳しくは下記ご案内をご覧くださいませ。
http://goo.gl/r6ddCB
 出てきたら左上の下向き矢印をクリックして取り込んでください。

■建築家会館 会場案内(右図参照)
―――――――――――――――――――――――――



2013/08/07

817【貧乏避暑術】日本は超特大借金国と知って貧乏人は心底から涼しくなり猛暑をしのぐのだ

 ええ~っ、日本政府って、よその国の政府と比べて、こんなにも大借金を抱えてるのかよ~!!??(参照:今朝の新聞に載っている各国借金比べグラフ)

  わたしは政治にも経済にもオンチだから、どうしてこうなったの分らないが、あのごたごたギリシャよりも借金が多いのかよ~。
 分るのは、こんなに借金しても、どんどん金を使っているらしいことだ。まだまだ借金が積みあがっているのかしら。

 あのねえ~、日銀にじゃんじゃん札束を印刷させて市場に流しこみ、国土強靭化とか震災復興とかで使いきれないほどの予算をつけてるんだけど、それって手持ちのおカネなの? それともそれも借金なの?
 その一方で福祉政策の予算は削減するって、みみっちいのはどういうことなの?

 とにかく、こうやってよその国と比較して、大大大借金してるってことは、日本にはなにか打ち出の小槌があって、将来のある日ひょいと借金返済ができるんだろうなあ。

 わたしはどうせもうすぐボケてしまうし(すでにそうかな)、あの世に行くのも遠くないから知ったことではないが、これから生き続けるお方は、どうなんですか?

 あ、そうか、いいのですよね、それで、だって、そういう政府をつくる政党を、つい先日の選挙で大勝させたのが、投票に行かれた「国民の皆様」ですもんね。わたしゃ投票ボイコット組でしたがね。
 こちとら根が貧乏人だから、借金の文字を見るだけで心底から涼しくなる性分は夏向きで、それはそれで今日のところは助かっているのである。

2013/08/06

816【横浜ご近所探検】都会のセミはコンクリートの液を吸って生きていくのか

 くもり空で涼風がはいる真夏の昼寝、その耳のそばから「ジージージー」なるアブラゼミの声が聞こえる。
 ここは7階の空中陋屋、セミなどいる筈がないと起き上がりバルコニーを見れば、天井に張り付いた一匹、けなげに鳴き続ける。風に乗ってやってきたか。
 樹木にはりついてこそ樹液を吸って生るのだろうに、都会のセミはこんな無機質なコンクリ板にも樹液を求めるのか。

 
 ここで昔の思い出になるのが歳よりの常、わたしの生家は神社の森の中にあった。初夏から初秋まで、いろいろなセミが順番に登場して鳴き続けていた。
 それはもう、蝉時雨どころか蝉梅雨のごとくに降りしきり、森の空気をも染めてしまう。生れてからずっとその中で育った私は平気だったが、訪れる友人たちはそのうるささに閉口した。
 降りしきる蝉の声の涼風の森、縁台の上で昼寝をする夏休み、遠くなりすぎた少年の日々。

 
 鎌倉の緑の森の中から横浜都心のビルの森へ、地べたの小屋から空中の陋屋に越して11年目、バルコニーからの眺めは緩やかに変化していく。
 遠景の山手の丘の緑の柔らかな稜線が、少しづつ建物の固い線に変わっていく。
 中景にあったビル屋上の真っ赤な日産自動車の広告がまことに目障りであったが、去年それがビルごと消えたので喜んでいた。
 その消えた期間も短く、今やそのあとに高層共同住宅ビルが建ちあがりつつある。こいつがどこまで上に伸びるのやら。完成したらまた日産自動車が、真っ赤な広告塔をその上に載せるのだろうか。
2003年

2013年1月

2013年8月
近景の駐車場に高層ビルが建たないことを願う日々である。

(追記 2016/08/07)   2016年8月


2013/08/04

815【東京開発徘徊】品川の森の中で絶滅危機種族スー族たちの聖なる儀式の場を発見

 横浜を出て東京に行くことも少なくなった。久しぶりに品川駅に東口に下りた。
 元国鉄操車場跡地のビル群とその間の緑の広場が迎えてくれる。
 ここの樹木はずいぶん育ったなあ、でも、樹木の配置があまりに規則的で、高木のみの単純植物相であり、土がほとんど見えないタイル貼りの床であるので、なんとも不自然なる風景である。
 まあ、名前がセントラルガーデンだから、自然の森ではなくて人口の庭のつくりであるのは当然か。

 なんとなく足元が寒いような、、セントラルガーデン風景

 3階レベルの回廊を歩きつつ見下ろすと、暑い夏の日の木立の陰にも人影はほとんどない。
 ところが、緑の木々の間に柵の囲いがあり、囲いの中だけえらく混んでいる。中に男どもが集まって所在無げに立っている様子、なんだろうかと目を凝らすと、なんと、タバコ喫煙所であった。
 そうか、今や絶滅危機に瀕しているスー族たちが、あちこちから三々五々に集まって来て、持ち寄った小さな白い紙に巻いた草の束に火をつけて、静かにその煙を吸い合って生き延びようとする聖なる儀式を行っているのであるか。儀式は炎天下でも行われるのだ。
 なるほど、現代の森には、そういう聖なる文化装置もいるのだなあ。
 少ないが女もいる。あれは男女共用でよいのかしら。煙で燻される樹木は大丈夫かしら。

 絶滅危機種族スー族が生き延びるための聖なる儀式を進めている

 ここのあたり風景は、この20年ほどで極端に変わった。
 四半世紀ほど前、ここの近くにわたしの勤め先があった。その頃は品川駅の改札口は、駅の西側にしかなかった。東側に行くには、いったん西口改札を出て、地下道を通っていく。
 品川駅には、京浜急行、山手、京浜東北、東海道、横須賀などの各線が乗り入れているから列車ホームの数が多い。地下道はそれを横切るのだから、たぶん100m以上あっただろう。狭くて天井が低く、途中で曲がる、コンクリートの四角な筒だった。

 駅の東には東京都中央卸売市場食肉市場(牛のと場)と東京新聞社があるくらいで、こちら側に通勤する人は少なかった。
 
 わたしの勤め先は東京駅の北隣の大手町にあったが、80年代の初めの品川駅の東に建った新築ビルに引っ越してきた。それは、このあたりの工場や倉庫街の再開発の仕事にとりかかっていたことと、その後のこちら側の発展を見越したからだった。
 この駅裏の工場・倉庫街にも、次第に共同住宅ビルやオフィスビルが建ってきたのは、やがてやってきたバブル景気のせいであっただろう。
 次第に東へ向かう通勤者が多くなってきた。地下トンネルの幅は5mくらいだったろうか、朝の通勤ラッシュ時には、通路いっぱいの人でノロノロ歩行となった。

 1984年、旧国鉄操車場跡地が不動産市場に売られたことで、巨大開発が始まった。
 そこは現在、品川インターシティと品川グランドコモンズという名前の高層事務所や住宅のビル群と樹木が茂る広場となっている。新橋の旧汐留操車場跡シオサイトの品川版である。
 当然のとことに、その開発に絡めてインフラ整備もされて、今は新幹線さえ停まるようになったのだから、狭い地下道の代わりに駅の上空に広い東西デッキがかかり、駅改札もそのデッキに出るようになった。東側にも大きな駅前広場ができた。
 品川駅の風景は一変した。もっとも、駅と、駅東の風景は一変したが、旧来のに西側の風景はあまり変わらない。

 わたしは90年からフリーランスになって、この駅から通勤することをやめた。時どき東口にその後の変化を観察に行っていた。みるみる変わる風景は、ダイナミックであった。
 工場に働く人たちがメインのお客だった駅裏の汚い飲み屋街は、堂々たる駅前飲み屋商店街となった。
 食肉市場は、建物をかなり建替えたらしく、なんだかこぎれいに見える。昔は工場の雰囲気で、牛の運搬車から獣の臭いとともにモーッと鳴き声が聞こえ、時には危機を察した牛が逃げ出す騒ぎがあり、肉の切れ端を盗もうとするカラスが何羽も上空を舞い、裏の門扉の間から覗くと大きな牛の脚の肉がぶら下がるのが見えて、それらは独特の面白い風景だった。

 操車場跡地だけでなく、工場や倉庫の跡地にオフィスビルや共同住宅ビルが高く立ち上がる。それはもう、東京のありふれた都市開発風景になってしまって、かつての駅裏らしい独特の産業衰退の侘しさと、転換しようとする活気とが交差する風景は消えた。

1984年の品川駅とその東側空撮(国土地理院)
 
 1997年の品川駅東の旧国鉄操車場跡地開発開始(google earth)

 2010年の品川駅東の旧国鉄操車場跡地開発後(google earth)