2011/03/16

403地震津波火事原発で酔生夢死

 こう毎日毎日四六時中ゆらゆらと揺すられていると、地震だろうか、脳梗塞がきたのだろうか、それともオレは酔っ払っているのか。
 どうせなら酔っ払ったことにして、酒代を節約している。
 こうやって、起きているときは酔っぱらい、夢見ているときに崩落する本の山に埋もれて死ぬ、つまり今や酔生夢死の世界にいるのだ。
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 今日も今日とて、朝早くから地下鉄に乗って友人の家を訪ね、その案内で近くの商店街あたりを、被災地に送るガソリン携行缶を探し求めて、ふらふらと荒物屋を巡り歩く。
 5軒のうち2軒で5リットル分をひとつづつ買い求めたが、いずれも最後の品であった。
 こんなものが売れているのは、多分、家庭に備蓄するためなのであろうと思うが、おかげで被災地救援にしわ寄せが行っている。
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 開店前の量販店のシャッターの前に長い長い待ち行列ができている。
 ガソリン屋の前から道路に長い長い車の待ち行列ができて、渋滞している。
 これって、もしかしてこちらにも大地震が来るかもしれないので、それに備えての買いだめなのだろうか。
 確かにそれらの行列をみていると、買わなくちゃって群集心理に駆られる。
 その分、ガソリン缶みたいに、被災地へのとばっちりが、あるかもしれない。
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 教訓「怖いもの」の変化:
  昔「地震雷火事泥棒」
  3日前まで「地震雷火事親父」
  今は「地震津波火事原発

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