2009/05/22

133【言葉の酔時記】コンピューター用語はどうして東北訛りのイントネーションなんだろうか 

 マッキントッシュのコンピューターを、ずいぶん昔にはじめてコンピューターを始めた頃に使っていた。 2年くらいでウィンドウズに買い換えたが、いまでもマックへのある種の郷愁みたいなものがある。
 なにしろMACのほうがデザインが格段によいから、格好よさにあこがれる。
 その後の長いWIN使いで慣れきってしまったし、MACも昔とはずいぶん違うから、いまさら戻れない。

 それでも未練がましく、MACサイトでWINからの乗換えなんて動画を見ていたら、その解説の日本語のイントネーションに耳が引っかかった。
 こういうのは多分標準語でしゃべるはずだろうが、コンピューターだから当然に日本語に翻訳できない?単語のカタカナ語だらけである。

 もちろん英語だから、その元のイントネーションがあるはずだが、MAC解説者のしゃべるのと違う。まあ、違ってもよいのだが、それがどういうわけか尻あがり発音になるのである。そういえば、日常聞くそれらも変なものがある。

 ウィン、ヘルプゥ、ファイルゥ、フォルダァ、メールゥ、ドックゥ、アドレスゥ、ワードォ、ブログゥ、コメントォ、ウェッブゥ、ツールゥ、アドレスゥ、プリンタァ、ーグルゥ、サーバァ、データァ、フォントォ、モデムゥ、ルータァなどがそうである。
 これらの元のアクセントは前にあるはずなのに、どれも尻あがりである。

 外来語発音に標準語があるわけはないから、元のアクセントに倣うイントネーション発音してもなにも問題ないし、RとLの区別じゃないから日本人にも発音できそうなものを、どうしてだろうか。

 で、わたしが思うに、北関東や東北地方では尻あがりアクセントが多いので、その方面の出身者が多い東京あたりでつくる解説ビデオでは、外来語発音も東北弁傾向になるに違いない。
 これが関西弁傾向だと、多分、尻下がりになるのだろうが、どうなのか大阪あたりの人に聞いてみたい。

 参照◆言葉の酔時記 (2004~) 

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