2008/12/29

077【老いゆく自分】年賀状をやめる

 今回から年賀状を出すのをやめることに決めた。
 書くのが面倒だからではない。いや、好きなほうといってもよい。
 ただ、毎年の書くときの問題は、喪中のご挨拶をいただいた方に出さないほうがよいだろうと思うのだが、でも毎年の1回ぐらいは挨拶状を出したほうがよかろうと思うことだ。

 こちらはまだ生きていると告げておくほうが、差しさわりが少ないような気がするのだ。どんな差し障りかと聞かれても困るが、まあ、うっかり悪口を言ったり言われたりしないようにするためか、、。
 でも、この人は喪中ご挨拶が来た、あの人からは来ないけれど喪中であると知っている、なんて、あれこれ判断して出す出さないを決めるのが、まことにどうも面倒になったのである。

 それはつまり、知人関係者に他界する人が多くなったからであり、それはつまり、こちらもその仲間になりつつあるからだ。
 現に、わたしは喪には服さないが、母が今年は逝った。そろそろわたし自身の番かもしれないとおもうのは、同期生や近い先輩たちがそうだからである。

 縁起でもない話をしているが、年賀葉書の話に戻すと、だから喪か不喪(こういう言葉あるか)か判別が面倒なのである。
 だから、もう全部に出すことにしよう、ならば、年賀ではなくて寒中見舞いにすれば良いと、まことに良いことに気がついた。
 そこで、年末は葉書書くのをやめて、年賀シーズンが終った頃にゆっくりと寒中見舞い書きに取り掛かることにする。
 さて、問題は、それを忘れてしまうことだなあ、、。

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