2008/10/31

058【世相戯評】調剤薬局では人前で平気でわたしの病名を大声で言うがプライバシーなしかよ

 調剤薬局に薬を買いに行くと、他人の病気が分かってしまう。
 薬剤師が客に病状を聞き、薬の説明をするのに、待合室に他に客がいても店先で平気に大きな声でやるからである。
 もちろん、私の病気も他人に知られてしまう。

 病気とは、究極のプライバシーに属することなのに、それで良いのだろうか。
 奇妙な病気に対する偏見だってあるし、他に感染する病気持ちに近づきたくないし、政治家は選挙で落選する可能性もある。
 医院では待合室とは別の診察室で医者と話すからプライバシーは保たれるのに、調剤薬局ではそうなっていないのが不思議である。

 昨日は、いつもの調剤薬局の薬剤師に、他人がいるところでそんなプラバシーに関わることを大きな声で言うな、他の人の病気も聞きたくない、と、叱りつけた。
 これが2回目である。分かっていないやつである。

 医薬分業になって、患者の側は面倒になってしまった。昔のように医者が薬をくれると便利だし、なによりも処方箋代とか薬屋の管理費とかそんなものはいらなかった。
 どうして患者の負担を多くするようになったのだろうか。
 命を担保にとられているから、医者には文句を言いにくい。

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